茶の香り広がる春の宝城緑茶祭りをレポート! |
見渡す限りの茶畑が広がる全羅南道(チョルラナムド)南部に位置する宝城(ポソン)。宝城緑茶は韓国で生産される緑茶の35%を占めており、韓国有数の茶どころとして知られています。そんな宝城では、茶葉が採れる5月に、お茶文化の普及・発展のため緑茶をテーマにした「茶香祭(タヒャンジェ)・緑茶大祭り」が開催されます。1985年にスタートし、1986年以降は1975年から行なわれている「郡民の日の行事」と統合し開催されてきました。2012年「茶香祭」を、コネストスタッフがレポートしてきました。 |
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会場まではシャトルバスを利用すると便利 宝城は、ソウルから車もしくは電車で約5時間離れたところに位置しています。お祭りは、宝城中心部から車で15分ほど離れた大韓茶園・第1茶園そばの韓国茶ソリ文化公園および周辺の茶畑一帯で行なわれます。お祭り期間中は、宝城駅、バスターミナルなどの主要地から会場までの無料シャトルバスが20~25分間隔で運行しています。◀ お祭り期間中は無料シャトルバスが運行 |
緑茶ワールドを楽しもう! |
2012年の「茶香祭」は5月16日(水)~20日(日)の5日間開催されました。お茶に関する体験プログラムを中心に展示や公演などが行なわれ、地元客だけでなく韓国全土から多くの人たちが訪れます。入場料は無料ですが、体験プログラムは有料のものも。プログラムは事前申し込みなどは不要で、体験したいプログラム会場へ行き参加したい旨を伝えればOKです。開始時間が決められているものもあるので、事前にホームぺージ(韓国語)などで確認するようにしましょう。また、韓国料理や世界の料理を楽しめる屋台(地図7)も出ており、会場で腹ごしらえもできます。お祭りは10:00~17:00まで、夜間イベントは18:00~22:00ごろまで行なわれます。 |
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宝城緑茶の缶で作った会場の入口 |
メインイベント会場 |
料理の屋台も |
会場マップ
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※右上のレベルで拡大・縮小が可能です。地図上をドラッグすると、移動することができます。 |
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茶作り 料金:10,000ウォン 場所:茶作り体験場 地図6 |
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茶葉を大釜で混ぜながら水気を飛ばし、揉みこんで水分を取り除く過程を繰り返しお茶を作ります。人気プログラムなうえに時間が決められているので早めに申し込むといいでしょう。 |
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プログラムが行なわれる体験場 |
茶葉を揉みこんで水分を飛ばします |
外国人も楽しそうに参加 |
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餅茶作り 料金:5,000ウォン(8つ) 場所:茶作り体験場 地図6 |
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餅茶とは1回用に飲めるよう茶葉を乾燥させ固めたもの。蒸した茶葉をクッキーのような型にはめ乾燥させて餅茶を作ります。型にはめるだけの簡単なプログラムなので子どもにもおすすめ。 |
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緑茶インジョルミ(黄な粉餅)作り |
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緑茶入りのもち米で作る伝統餅、試食もできます。 |
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試飲 |
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会場の数ヶ所には宝城緑茶の試飲ブースも。 |
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お茶を買おう!販売ブース |
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緑茶・お菓子 会場入口前には、宝城緑茶やお菓子などを販売するブースが並んでいます。お茶の試飲コーナーもあるので味見して選んでみてください。 |
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茶器・グッズ 場所:茶器-茶作り体験場 地図1、グッズ-総合案内所 地図4 |
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地元の作家が作った茶器も。5,000~30,000ウォンとリーズナブルな茶器がそろいます。また「茶香祭」のオリジナルグッズも販売しています。半袖Tシャツ8,000ウォン、長袖Tシャツ10,000ウォン、カップ10,000ウォン、扇子6,000ウォン。 |
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茶器やお皿なども |
緑茶色がきれいな茶器セット |
記念にオリジナルグッズはいかが? |
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地元感溢れるステージをみよう!公演 |
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メインステージでは、のど自慢大会や伝統舞踊、歌手が登場する祝賀コンサートなど、様々な公演が行なわれます。公演時間は毎日異なるので事前に確認するようにしましょう。取材時は、アイドルのGirls Day、Block Bなどが出演した祝賀公演が行なわれました。 |
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困ったときに利用しよう!便利施設 |
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総合案内所では日本語のパンフレットも用意されており、英語スタッフも常駐しています。会場には日本語ボランティアも配置されています。 |
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メイン会場にある総合案内所 |
会場入口付近には宝城観光案内所も |
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